寒中お見舞いを出してみよう
寒中お見舞いは、一般的には暑中お見舞いの逆で、出す時期は1年で一番寒いとされる寒の入り(1月6日ごろ)から大寒(1月20日ごろから立春前まで)の間に出すのがマナーとされています。
つまり1月6日ごろから出し、遅くても2月3日ごろまでに届くようにしましょう。
この寒中お見舞いは次のような場合にも使われています。
・年末に喪中はがきが届いた相手に、年賀状ではなく寒中お見舞いでご挨拶をする。
・年末に喪中はがきを出した側の人が、それでも届いた年賀状のお礼に出す。
・年賀状をいただいた相手に、年賀状を出しそびれたときに出す。
・被災地で大きな被害を受けた方に、年賀状の代わりに出す。この場合は郵便局では「年始状」を勧めています。
・年賀状じまいをしているけれど、それでも年賀状を出してくれる方にお礼の気持ちで出す。
寒中お見舞いは便利な方法ですね。
都合があって年賀状を出せなかったときに、寒中お見舞いでご挨拶をするので、上記の例に限らず、出すことができます。
はがきは年賀はがきではなく普通はがきを使います。
相手方が喪中だったり、被災地で大きな被害を受けたりした場合は、「年賀」「おめでとう」「寿」といった祝いの言葉は使わず、次のような表現にしてはいかがでしょうか。
謹んで新春のご挨拶を申し上げます
健やかな1年になりますように
実りある1年になりますように
おだやかな1年となりますように
といった表現が良いと思います。
寒中お見舞いの内容は次のようにしてはいかがでしょうか。
・お元気ですかという相手への気遣い
・こちらも元気ですという近況報告
・ちょっとした一言を添えて
・今年もよろしくという締めの言葉
あとは自由に書いてみてください。
親しい人にはユーモアにあふれた分面でも大丈夫。
暗い言葉はできるだけ他の言葉に置き換えましょう。
去年⇒昨年
病気やけがに注意⇒健康で・お元気で
亡くなり⇒旅立ち