喪中のときのご挨拶 寒中お見舞いはがき 文例

喪中のときのご挨拶 寒中お見舞いはがき 文例
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喪中のときのご挨拶 寒中お見舞いはがき 文例

喪中はがきを出した側も、いただいた側も、年賀はがきを出すのは控えますね。

 

でも、年に一度のあいさつをどうしてもしたい場合は「寒中お見舞い」はがきを出しては。

 

寒中お見舞いとは

もともとは、暑中お見舞いと同じように季節のあいさつでした。

 

出す時期は、寒の入りである1月6日ごろから、大寒である立春の前日(2月2日ごろ)までに出すのがマナーとされています。

 

立春が2月3日ごろなので、いくら寒くても立春が来た後は出さないのは、暑中見舞いと同じ考え方です。

 

 

ちなみに、寒中お見舞の時期を過ぎてしまったときは、「余寒お見舞い」という挨拶があるそうです。

 

余寒お見舞は、立春を過ぎた2月5日〜2月下旬までに届くように贈るものです。

 

これは、年賀状や寒中見舞いの時期を過ぎてしまったときに贈るもので、年賀状や寒中お見舞いを出せなかったことにお詫びのひと言を添えるようにしましょう。

 

地域によっては、3月になっても寒い地域であれば3月6日の啓蟄(けいちつ)までに届けばいいそうです。ただ、あまり良く知られた挨拶ではなくなってきていますね。

 

何にでも使える寒中お見舞い

この寒中お見舞いですが、本来の寒中お見舞いのほかに、最近は次のようなことに使う方が増えています。

 

いずれも作法にのっとった便利な使い方と言えます。

 

・喪中はがきを受け取った側が、年賀状の代わりに松の内(1月7日)が過ぎた1月8日ごろに年頭のあいさつとして出す。

 

・喪中はがきを出した側が、年賀状を受け取った相手方に返信として出す。

 

・寒中お見舞いを受け取った喪中の方が、その返信として出す。

 

※松の内は1月15日までという見方もありますが、心配してくれている相手を安心させるためにも、寒中お見舞いは1月15日までには届くように出すのが良いと思います。

 

喪中の相手に、新年のご挨拶をしたい場合に出すときは、文面は次のようなのはいかがでしょうか。

 

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寒中お見舞い申し上げます
寒い日が続きますが みなさまにはお元気でお過ごしのことと思います
おかげさまで私どもは無事に過ごしておりますので ご安心ください
昨年はご苦労の多い年だったと思います
時節柄 くれぐれもご自愛ください。
今年もよろしくお願いします
令和〇年 1月〇日
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親しい相手にはこんな文面で明るい気持ちにさせてあげては。
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寒中お見舞い申し上げます
この冬はいつもより寒い気がします
お元気ですか
私の方は元気で相変わらず60kgを維持しています
体重計が壊れているのか下がる気配がありません
今年は〇年
才色兼備のあなたに良いことがたくさん起こりますようお祈りしています
今年もよろしくお願いします
令和〇年 1月〇日
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喪中はがきを出した側が、年賀状を受け取った相手方に返信として出すときや、寒中お見舞いをいただいた時の返信としてはこんな感じで。
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寒中お見舞い申し上げます
寒さはこれからが本番ですが、皆様にはお変わりございませんか
(続き柄)〇〇〇〇の喪中のため年始のご挨拶を差し控え失礼いたしました
こちらは風邪もひかず皆元気で過ごしています
今年もなにとぞよろしくお願い申し上げます
令和〇年 1月〇日
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親しい相手にはこんな感じで。
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寒中お見舞い申し上げます
お便りありがとうございます
たのしく読ませていただきました
お元気そうで何よりです
確かに昨年は大変な年でした
でも今はすっかり元気を取り戻してポチャッとした体形に戻っています
お互いに健康に注意して過ごしましょう
良い1年になりますようにお祈りしています
今年もどうぞよろしくお願いいたします
令和〇年 1月〇日
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出す相手との親しさを考えて、堅めの文面が良いのか、柔らかい文面が良いのかを決めます。

 

・寒中お見舞いをいただいたお礼
・こちらは元気にしていること
・相手への健康の配慮
・最後に今年もよろしくお願いしますで締める感じです。

 

こちらが喪中であっても世の中は新年ですから、暗いことを連想させる言葉は他の言葉に置き換えましょう。
・去年⇒昨年
・病気やけがに注意⇒健康で、お元気で
・亡くなり⇒旅立ち

 

親しい人にはメールで送ってもいいんです。
ハガキにこだわる必要はありません。

 

あとは、たとえ落ち込んでいたとしても、相手には元気ですと言って安心させてあげる配慮も必要じゃないかと思います。

 

 

 

 

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