喪中はがき 義父(義母)の場合は
義父や義母が亡くなった場合の喪中はがきは、書き方にちょっと工夫しましょう。
配偶者の親が亡くなった場合は、姓が違ったりするので、喪中はがきの差出人との続柄がわかりにくいです。
義父(義母)が亡くなった場合の文例
「喪中につき新年のご挨拶は失礼させていただきます
本年○月○日に 義父 ○○○○が九十三歳にて永眠致しました
平素のご厚情を深謝し 明年も変わらぬご厚詮のほどお願い申し上げます
令和○年11月」
とするのが一般的です。
ただ、これではわかりにくい場合は
「義父 ○○○○」のところを「妻の父 ○○○○」としてもいいでしょう。
喪中はがきを夫婦連名で出す場合は
喪中はがきを夫婦連名で出す場合は、一般的には筆頭者である夫の立場から見た続柄を書きます。
故人が差出人と同じ姓なら「父(母) ○○○○」とし、苗字が違う場合は「妻の父(母) ○○○○」と書くともらった方はわかりやすいですね。
苗字を書くことにより、故人との関係も分かりやすくなります。
仕事の関係などで、妻の名前を先に書く場合は
妻を筆頭者とみなして妻の立場から見た続柄を書くといいでしょう。
「夫の父(母) ○○○○」とすればいいと思います。
喪中はがきを分ける場合
このごろは妻も社会で活躍していますから、夫関係の喪中はがきと、妻関係の喪中はがきを分けて出すことも必要かもしれません。
夫関係の喪中はがきなら「妻の父(母) ○○○○」と書けばいいですし
妻関係の喪中はがきなら「夫の父(母) ○○○○」と書けば故人との関係性もわかりやすくていいと思います。
喪中はがきを親族にも出すのか
喪中はがきは年賀状のやり取りをしているすべての方へ出しますが、近い親族の場合はお互いに喪中となりますので、省略してもかまいません。
なお、喪中はがきを出そうかどうするか迷う相手には、あえて喪中はがきを出さず、相手から年賀状を頂いたときに「寒中お見舞い」はがきを出して、喪中のため新年の挨拶を控えたことを一言詫びればいいと思います。